チェックシートの活用
正常品質の製品が各工程で進行するよう、それぞれの工程別にチェックシートへの記入を行い、不良品の根絶に努めています。
チェックシートはデータ入稿から納品までの全ての工程で運用されており、作業マニュアルの厳守を励行させることを目的としています。
作業マニュアル
工程ごとに作業マニュアルを制定し、ミス製品の混入回避に努めております。
各工程の主なる注意点をご紹介いたします。
- データ管理
お客様からご提供いただくデータは当社スタッフが確認を行い、生産上、問題が無いかの事前チェックやナンバリングフォントなどの内校正を行います。
- 用紙管理
印刷用紙は工程上で逆積み等のトラブルを回避するため、印刷方向違いによる混入防止用として印刷用紙の角落とし断裁をし、どの工程においても印刷方向の不適正が容易に解るようにしてあります。
同時に印刷紙側面に色標を入れることで、ダブルの回避策を設けています。
- 印刷工程
ベース印刷はハイエンドオフセット印刷機で行います。
当社オリジナルカラーチャートによるカラーバランスチエックやグレーバランスによる濃度チェックなど印刷の品質管理に細心の注意を払い、高品質な印刷精度を保持しております。
- ナンバリング管理
ナンバーのダブリや抜け等の検品は、印刷通し毎にシート連番を打刻し、その連番検品を行い、欠番発生をシート単位で確認し、それを回避しております。
- 後加工管理
検品されたシートを後加工に移動する際には、厳重に梱包された状態で工程間移動を行っています。
作業段階では事故の発生履歴を明記しながら、工程毎に発生した不良品の完全回収を行い、良品への混入を回避しています。
- 最終チェック
出荷前には再度、仕上がり体裁に間違いが生じていないかを、結束単位で最終確認を行った上で、指定の梱包内容にて出荷いたしております。
欠番補正と管理方法
ナンバリング印刷で避けて通れない問題に「欠番」の発生があります。
その原因としては使用基材と印刷設備、それにオペレーターの入力ミスや印刷後の加工工程ロスなどがありますが、これらはいずれも100%回避することはできません。
欠番に対する対応は印刷物の内容によって違ってきます。
例えば、行政機関などの公文書や印鑑登録カードなどは、欠番補正が100%必要となります。
その反対に販促用ツールなどの場合は、主催者や管理者側が欠番の発生状況を認識していれば十分というケースもあります。
欠番補正は手作業で行うため、その分コストがアップします。
通常の補正ではベース料金の約20〜30%アップ、ダブル出力(2回出し)による即時対応の欠番補正なら最大70%もアップします。
このように欠番補正はコストに直接ハネ返ってきますから、公文書のように必要性の高いもの以外は、欠番発生の報告のみで処理するのが一般的な対処法とされています。
そして完全補正を求める場合は、取引条件にそれを明記すべきです。
欠番補正の完全化を目指す方法としては、先述したナンバリングのダブル出力という方法があります。
これは、欠番発生時に備えて時間や場所、オペレーターなどを変えてダブル出力印刷し、欠番が発生したら即座に補正するという方法です。
約70%のコストアップとなりますが、欠番を防ぐための止むを得ない費用と考えられます。
補正に時間的な余裕のある場合は、一枚検品で対処します。
仕上がり商品を全数目視で欠番の有無を確認し、欠番があれば補正印刷を行います。
費用は検品料金と補正印刷料金の合計で単価1円の作業実費を必要とします。
この単価1円の実費内訳はあくまで作業料金であり、欠番発生による損失補償等のカバーや補てんする費用を意味するものではありません。
また、欠番発生による補正費用の無料化要求や損失補償等を求められる場合は事前に取引条件に明記し、その見積り項目を確認して受発注するのが一般的です。